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販促コラム

前髪カットを歓迎する美容室は、リピーターを増やせる

多くのお客さまが美容室での接客で不満に感じることなのに、美容師さんが思わず言ってしまうこと。

じっとお客さまの前髪を見て、
「前髪カットしたでしょう?」

お客さまも分かってるんです。やっちゃいけないって。でも、週末に時間がとれなかったり、前髪をそろえるためだけに予約をとるのも面倒だし、だいいち、もったいない。

だから、ついつい…。

でも、この不満を放置すると、とんでもないことに。
前髪を自分でカットしてしまうお客さまの、「ついつい」は止まらないと思ってください。この「ついつい」をとがめてしまうと、リピートが減ってしまうのです。なぜなら、自分でカットしてしまったお客さまは、前回とがめられた美容院には行きたくないから。

とんでもない!なんて思わず、前向きに「ついつい」を次回の来店につなげられるような対策を考えてみませんか。

「ついつい」前髪カットを歓迎しましょう

やむにやまれぬ理由でカットした前髪です。ふぞろいでも、乱雑に感じても、まず受け入れてあげましょう。

「あ、ご自分でカットしちゃいましたね。でも、分かる、予約とるの面倒だもんね」

で、さりげなくていねいに、そろえてあげる。
お客さまだって、美容師さんのはさみの入れ方と段違いだって分かっています。でも、失敗したって分かっていることをとがめるより、やさしくケアしてあげる美容師さんのほうが断然モテますから。

ここからが本題。
前髪をそろえてあげたら、お客さまに提案です。
「うちは前髪カットだけでも大歓迎だから、気兼ねせずに予約入れてくださいね」
「でも、申し訳なくって」
「大丈夫です、大事なお客さまなんですから」

事実、ホットペッパーに出稿している人気店のなかには、前髪カットだけをオーダーすることを遠慮するお客さまに考慮して、少額のセットメニューを用意している美容室もあります。そんなに高くないものなら、お客さまの前髪カットだけの予約に対する「申し訳なさ」を緩和することにもつながるのです。

売上げ的には少なくても、継続してご来店いただけるお客さまを多くする方が美容室の経営は安定します。積極的に前髪カットを歓迎しましょう。

前髪カットの方法を教えてあげる

少々勇気のいるアイデアではありますが。
「ついつい」をやっちゃいそうなお客さまには、ほんの少しだけ切り込むテクニックを教えてあげましょう。ただし、週末に再来店できる時間がとれるまでの「つなぎ」程度に考えてくださいね、と断っておくのです。

プロの美容師さんに、カットのテクニックも教われるし、満足もできる。
ひょっとしたら、自分でカットした前髪を見てもらいたくて再来店、なんてことにもつながります。教えてあげたカットの方法なら、あなたが手を入れるとしても、やりやすくなるはずです。

再来店いただいたお客さまには、あなたの技術と、お客さまの前髪カットとの差をみせてあげましょう。プロの技で切られた前髪は、やっぱり違う。自分もかわいらしく見える。

あたりまえのことだけど、お客さまはあなたの言葉に徐々に信頼をおくようになってくれるのです。くわえて、前髪カットだけでも気軽に来店できるようになると、来店回数が増え、あなたとの接触回数が増えますね。

人は、心理的に接触回数が多ければ多いほど、好感を持つようになりますから、来店頻度の高さはあなたのお店のファンになってくれているということでもあるのです。

前髪カットで再来店につなげる

お客さまの前髪カットを再来店につなげよう

自身でカットした前髪を責めない。ここがいちばん大切です。でも、これは仕方ないのだということも同時に受け入れるべきです。ですから、美容師さんにとってはネガティブなお客さまの行動をポジティブにとらえることで、リピートにつなげる。

多くの美容師さんも、お客さまと同じように「ついつい」責めてしまいがちなので、ここで違う対策を行えば、大きな差別化につながるわけです。
もういちど、おさらいしておきましょう。

・自分で前髪カットしたお客さまをとがめず、再来店しやすい工夫を
・どうせなら、前髪カットのテクニックを教えてさしあげる
・前髪カットだけではなく、一緒にオーダーしたくなるメニューをつくる
・あなたのテクニックをしっかり味わっていただく

お客さまはあなたのテクニックを選んだのと同じくらい、美容室の居心地を重視して通うお店を選んでいるのです。お客さまがここちよいと感じる美容室を目指せば、たくさんのお客さまがリピーターになってくれるでしょう。

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